ブルーコートシステムズ社との提携によりビジネスクリティカルなデータを保護
2014年1月27日(イギリス発) - サイバーセキュリティ ソリューションのイノベーターであるクリアスウィフトは本日、Secure ICAP Gateway (SIG)の提供を開始することを発表しました。Secure ICAP Gatewayは、ICAPプロトコルを利用してクリアスウィフトのアダプティブ リダクション技術 を活用することができる、業界で唯一のゲートウェイです。ICAPプロトコルは、標準のコンテンツフィルタリングや情報漏洩防止機能と平行して、秘匿を要するデータを人の手を介さず自動的に検出して削除します。
またクリアスウィフトは、ビジネス アシュアランス テクノロジーのマーケットリーダーであるブルーコートシステムズ社と提携を結び、Secure ICAP GatewayとBlue Coat ProxySGアプライアンスを完全に統合。情報セキュリティのための、強固で統一されたソリューションを提供します。これは、ビジネス アシュアランス テクノロジーのパートナーである両社が、業界最高水準の技術を結集して構築した、ビジネスに前進する力を与える優れたセキュリティ エコシステムです。
Blue Coat ProxySGアプライアンスはセキュアなWebゲートウェイとして機能し、脅威からの保護と、きめ細かなコントロールが可能なポリシー実行機能を提供します。安全なICAP接続を介してアンチウイルス技術や情報漏洩防止技術、ID&アクセス管理技術などの統合サポートを提供するBlue Coat ProxySGアプライアンスは、お客様が多層防御を構築することを可能にします。Secure ICAP GatewayをProxySGアプライアンスに接続することにより、インバウンド/アウトバウンド双方向のコミュニケーションがWebからの脅威と情報漏洩から保護された、画期的なゲートウェイアプローチが実現します。
クリアスウィフト最高経営責任者のヒース・デイビスは次のように述べています。「クリアスウィフトにとっての重要課題は、当社のお客様のビジネスクリティカルな情報を保護することです。今回のブルーコートシステムズ社との提携によって、新しいSecure ICAP Gatewayのユニークで画期的なアダプティブ リダクション機能が、アンチマルウェアや情報漏洩防止機能と協調して働くことが可能になりました。その結果両社はともに、それぞれのお客様に対して統合されたゲートウェイ ソリューションを提供することができます。このような形でSecure ICAP Gatewayソリューションを世界中のビジネスに提供できることを、私たちはたいへん喜ばしく思っています。」
ブルーコートシステムズ社のビジネス開発部門のトップ、ピーター・ドッガールトは次のように述べています。「ブルーコートは、地理的ロケーションやネットワークの種類に関わらず、お客様がご自身のユーザーとデータを確実に保護することができるよう、先進的なWebセキュリティ技術を提供することに尽力しています。革新的な技術を提供するクリアスウィフトとの提携によって、当社はお客様に対し、新たなセキュリティ要件に対処するためのベストソリューションを提供することができるようになりました。
Secure ICAP Gatewayの最も重要な役割は、ユーザーをそれぞれの役割の範囲内において保護し、クリティカルなデータに対する不正アクセスの脅威を軽減することにあります。さらに、Secure ICAP GatewayとBlue Coat ProxySGがコラボレーションすることにより、以下のようなさまざまな利点が提供されます。
- ユーザーポリシー:ユーザーIDはBlue Coat ProxySGアプライアンスによって認証され、Secure ICAP Gatewayに渡されるため、組織内のネットワークを流れるコンテンツの双方向のコミュニケーションに対して、きめ細かなユーザーポリシーを適用することが可能です。
- きめ細かなコントロール:クリアスウィフトのアダプティブ リダクション機能を利用することにより、Secure ICAP Gatewayは単にウイルスや不適切なコンテンツ、有害なコンテンツによる被害からネットワークを保護するだけでなく、情報へのアクセス、有効化、あるいは業務以外のインターネット使用による情報共有や投稿などに対するきめ細かなコントロールや、秘匿を要する情報の漏洩と第三者への公開を防止します。
- 保護:アダプティブ リダクションによって、社員の保護と「内なる敵」からの保護の両方を実現できます。Secure ICAP Gatewayは、社員による意図しない情報共有を予防し、誤った知識を持つ社員に対して正しい知識を提供します。同時に、悪意を持って、あるいは継続的にクリティカルな情報を開示する者を特定します。
秘匿を要するデータや知的所有権、ブランドの評判を保護するClearswift Secure ICAP Gatewayにより、お客様は安心して相互協力的なWeb 2.0技術の利点のすべてを享受することができるようになります。
IDC社のヨーロピアン データセンター ソフトウェアのプログラム ディレクター、カーラ・アーレンドは次のように述べています。「情報の効果的な保護・管理は、ITセキュリティ部門の中核的な責務です。DLPのような情報保護ソリューションの導入と運用を成功させる鍵は、人間の介在を必要とせずに規模を拡大でき、誤検出が限りなく低く、ユーザーの生産性を阻害しない、自動化されたソリューションの利用にあるとIDCでは考えています。このような条件を満たすことのできない製品は、ほとんど使用されることのない、いわゆる「シェルフウェア」となってしまうことは避けられないでしょう。アダプティブ リダクション機能を持つクリアスウィフトのSecure ICAP Gatewayは、ITセキュリティ部門が抱える困難な課題に対するソリューションとしてたいへん適したものです。」
Secure ICAP Gatewayは、構造サニタイゼーションやドキュメント サニタイゼーションのような、アドバンスド コンテンツ・フィルタリング機能と情報漏洩防止機能を提供します。また、フィンガープリントによる完全な、あるいは部分的なドキュメント追跡機能を利用するために、Clearswift IG Serverと統合することも可能です。
Clearswift Secure ICAP Gatewayは、2014年1月27日より、クリアスウィフトとブルーコートシステムズの両ソリューションを販売するチャネルパートナーを通じて提供が開始されます。なお、本製品の日本での提供開始時期につきましては現在未定です。
クリアスウィフトについて:
"クリアスウィフトは、ビジネスクリティカルなデータを保護し、安全なコラボレーションとビジネスの成長を実現するためのソリューションを提供し、世界中のお客様に信頼されている情報セキュリティ企業です。革新的なディープコンテンツ分析検査エンジンをベースに構成されたクリアスウィフト独自のアダプティブ リダクション技術は、クリティカルな情報に対する完全な可視性の常時確保を必要としているお客様に対して、情報漏洩防止ソリューションの導入・展開を簡素化し、インフォメーション・ガバナンスに関するビジョンの構築を容易にします。
クリアスウィフトはヨーロッパ、オーストラリア、日本、アメリカに拠点を置き、900社を超えるリセラーとともに世界各地でビジネスを展開しています。クリアスウィフト及び製品、サービスに関する詳しい情報は弊社ホームページ(URL: https://www.fortra.com/ja )をご覧ください。
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